。*゜ミルクブラウン色のキモチ。゜*。

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日々生活の中で、想うキモチを書き綴っていきたいな・・・♪

sakuya小説 Vol 2

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勿忘草色の空の下で… ~forget-me-not blue~


2話  引越し当日

AM8:00
カツカツ....ピンポン♪
「は~~い 開いてるよォ」 中から叫ぶ声の主...紗那
「おっはよ~~~♪ いいお天気になってよかったね」
玄関先に山積みされたダンボールをかき分け 顔を見せたのは 大学時代からの悪友
花房 薫子 
「おはよ~~。お休みの日に手伝わさせてごめんね。今日はよろしく♪」
化粧もせず メガネ&シャツ&ジーンズ姿・・・女ッ気全くナシで 
あんまり寝てないスローな行動してる紗那に苦笑しながら
「紗那~~あんた ちゃんと寝た?朝ごはん食べてないでしょ...まったく・・・」
紗那の行動パターンを知り尽くしている薫子は ため息つきながら鞄の中から四角い包みを
取り出し にぃ~~っと笑いながら紗那の目の前に差し出すと
紗那の目がぱちくりと見開く...。嬉しそうに包みを受け取り大事そうに頬ずりを...
「薫ママ特性お弁当だァ♪うふっ ありがとぉ♪ 早速頂いてよい?」
色とりどりのおかずにおにぎりが...感謝を込めて頂きます♪手を合わせてからぱくつく紗那
「おいひぃ~♪ 薫子サマサマだわ♪ 
私は薫ママで生き延びられているって言ってもおかしくないよね。あはっ感謝だわぁ♪」
などとのたまいつつ あっという間に平らげてしまう紗那に 苦笑する薫子。
「紗那の食べっぷりに 家のオカンは惚れちゃったんだもんね...
ある意味私以上に娘かもよ。んで...業者は何時に来るの?」
「もぐっ...10時頃かな...後で薫ママに電話しなくっちゃ♪」
「そんなん後々...紗那~その格好何とかしなきゃ...
何時見初められるかわかんないじゃない?早く営業顔準備して♪
 ここダンボール詰めたら終わりでしょ?やっとくから♪」
「んじゃ...ちょこっと支度するね♪任せちゃう♪ヨロシク♪」
スローな足取りで洗面に入って身支度... 10分後スッキリ顔して出てきた紗那に
笑いながら....薫は箱詰めを終えた。
「相変わらずお早いことで....後はもう完了なの?」
「うん♪掃除も終わったし 荷物もこのスペースだから少ないしね...
今度のとこは3倍の広さ荷物増えるよね...きっと...」

今まで住み慣れた部屋を見渡しながら しばし思い出に浸る紗那と薫子・・・
「いろんなコトあったね....。みんなで雑魚寝したり 夜な夜な話し込んだり...してさ・・・」
「よくやったよね...あはっ...みんな卒業してから散らばってしまって会わないもんね。
 楽しかったね...いろんな恋したしね...」
「紗那...もう大丈夫なの?吹っ切れてないようだけど...無理しなさんなよ...」
「うん....ありがと。ごめんね。いろいろ心配かけちゃって....
 もう少し癒えるまで時間かかりそう....薫....これからもよろしくお願いします♪」
「あいよ♪任せなさい♪なんてね...あはは...」
紗那の頭を抱き寄せて ぎゅう.... そこに数人の足音が近づき ピンポ~ン♪
二人で顔見合わせ にぃって笑いながら 営業顔になって玄関に飛び出す紗那に
変わり身の早い紗那に参った薫は笑いながら 紗那の後についって出て行った。

                                        つづく


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by sarasa618 | 2007-07-02 23:09 | 。*゜story゜*。 | Comments(0)