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。*゜ミルクブラウン色のキモチ。゜*。

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日々生活の中で、想うキモチを書き綴っていきたいな・・・♪

第二詩 悲しみのうた。

「行ってきまーす。」

何時もどおり...幼馴染の響と一緒に家を出た。

「なぁ...美羽...」

「なぁに?」

「お前...海のコト...」

「・・・大丈夫だよ...♪全然平気ww」

「そう...?ならいいけど...」

言葉では平気なんて言えるけれど...予想どおり、朝には悲しみで一杯だった。

自分の言葉では上手く言えないけれど...なんかこう...

棘が刺さったように胸がちくちくする...

明るく笑わなければ...そう思う度に、自分の笑顔が無くなっていく気がした。

もう恋なんてしたくない...

恋をして、自分が傷つく事に恐れを持っていた。


「おはよー美羽ww」

「おはよー空ww」

鞄を机に置くと、空と話を始める。だが、楽しいと思ったのはつかの間だった。

「なぁ、あかねと海ってつきあい始めたんやろ?」

「・・・えっ...うん、そーみたいだね。」

「美羽...取られちゃってよかったんか?」

「取られるもなにも...好きとかじゃなかったし。ただの友達だよ。」

「えぇーっ、ウソやろーっ」

「ホントだよーっww」

ああ...またウソついちゃった...

好きだったという事実から逃げるため...でも、その分傷ついていく...

ちくり...ちくり...

話すたびに刺さっていく...

「そーいう空はどうなの?」

「ええ?居るわけないやーん♪」

「ウソでしょー((妖笑」

「ホントやでー((笑」

どんなに仲がいい友達と話したって、気分が晴れない...

どんなに泣いたって意味なんかない...

気がつけば...自分は棘だらけで、逃げることだけしか頭になかった。

言葉という盾を使って...

何れは盾も効かなくなるというのに...

そんなことは解かりきっていた。でも...弱かった私はそうするしかなかった。




第二詩 悲しみのうた。_e0122194_2115043.gif

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by sarasa618 | 2007-06-02 08:50 | 。*゜小説(you作)゜*。

by sakuya