2007年 06月 02日
第二詩 悲しみのうた。
「行ってきまーす。」
何時もどおり...幼馴染の響と一緒に家を出た。
「なぁ...美羽...」
「なぁに?」
「お前...海のコト...」
「・・・大丈夫だよ...♪全然平気ww」
「そう...?ならいいけど...」
言葉では平気なんて言えるけれど...予想どおり、朝には悲しみで一杯だった。
自分の言葉では上手く言えないけれど...なんかこう...
棘が刺さったように胸がちくちくする...
明るく笑わなければ...そう思う度に、自分の笑顔が無くなっていく気がした。
もう恋なんてしたくない...
恋をして、自分が傷つく事に恐れを持っていた。
「おはよー美羽ww」
「おはよー空ww」
鞄を机に置くと、空と話を始める。だが、楽しいと思ったのはつかの間だった。
「なぁ、あかねと海ってつきあい始めたんやろ?」
「・・・えっ...うん、そーみたいだね。」
「美羽...取られちゃってよかったんか?」
「取られるもなにも...好きとかじゃなかったし。ただの友達だよ。」
「えぇーっ、ウソやろーっ」
「ホントだよーっww」
ああ...またウソついちゃった...
好きだったという事実から逃げるため...でも、その分傷ついていく...
ちくり...ちくり...
話すたびに刺さっていく...
「そーいう空はどうなの?」
「ええ?居るわけないやーん♪」
「ウソでしょー((妖笑」
「ホントやでー((笑」
どんなに仲がいい友達と話したって、気分が晴れない...
どんなに泣いたって意味なんかない...
気がつけば...自分は棘だらけで、逃げることだけしか頭になかった。
言葉という盾を使って...
何れは盾も効かなくなるというのに...
そんなことは解かりきっていた。でも...弱かった私はそうするしかなかった。
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何時もどおり...幼馴染の響と一緒に家を出た。
「なぁ...美羽...」
「なぁに?」
「お前...海のコト...」
「・・・大丈夫だよ...♪全然平気ww」
「そう...?ならいいけど...」
言葉では平気なんて言えるけれど...予想どおり、朝には悲しみで一杯だった。
自分の言葉では上手く言えないけれど...なんかこう...
棘が刺さったように胸がちくちくする...
明るく笑わなければ...そう思う度に、自分の笑顔が無くなっていく気がした。
もう恋なんてしたくない...
恋をして、自分が傷つく事に恐れを持っていた。
「おはよー美羽ww」
「おはよー空ww」
鞄を机に置くと、空と話を始める。だが、楽しいと思ったのはつかの間だった。
「なぁ、あかねと海ってつきあい始めたんやろ?」
「・・・えっ...うん、そーみたいだね。」
「美羽...取られちゃってよかったんか?」
「取られるもなにも...好きとかじゃなかったし。ただの友達だよ。」
「えぇーっ、ウソやろーっ」
「ホントだよーっww」
ああ...またウソついちゃった...
好きだったという事実から逃げるため...でも、その分傷ついていく...
ちくり...ちくり...
話すたびに刺さっていく...
「そーいう空はどうなの?」
「ええ?居るわけないやーん♪」
「ウソでしょー((妖笑」
「ホントやでー((笑」
どんなに仲がいい友達と話したって、気分が晴れない...
どんなに泣いたって意味なんかない...
気がつけば...自分は棘だらけで、逃げることだけしか頭になかった。
言葉という盾を使って...
何れは盾も効かなくなるというのに...
そんなことは解かりきっていた。でも...弱かった私はそうするしかなかった。
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by sarasa618
| 2007-06-02 08:50
| 。*゜小説(you作)゜*。